緩繰返す

留年&無い内定で大卒 / その後ADHD発覚 / 自分に合う働き方・暮らし模索中 / ギター弾きます / ダイエット挑戦中

朝日は昇り、動物は目を覚ました。

月に2度くらいの更新が板についてきたような気がします。

 

色々思うことがあって、よく分からんがやってみて、振り返ってみて、また同じことを以前の失敗に気をつけてやってみる。

という、いわゆるPDCAサイクルの考え方だと思いますが、これで何度か巡回してみてやっとブログの更新ネタに結びついてる具合です。

 

一回に更新するネタのストックがだいたい今の生活で2週間分くらいです。約半月で、なにか一つ「これは…!」という出来事があったりしてるので、今後もこの位はうまく維持できればと思います。

 

 

前回は気持ちが上向いてきたことを書きました。具体的にどういう事をやってるのか?というところを振り返って書き残してみます。

 

 

 

〇今の自分に出来ること、やりたいことだけやる。

 

当たり前ですが、誰にでも「得手不得手」や「出来る出来ない」という所があります。

 

僕は一日家にいることが多いので、家のことくらいは多少やれればいいのかなと思い立ちました。

 

正直1日アニメ見てゲームして暮らせれば一番ですが、現状、家族の負担なんかを考えると僕が何かしら手伝った方がいい。

最終的に自分が暮らす家の住環境が整うことになりますから、自分にもプラスです。

 

ただやはりダルいので、考え方を変えてみました。「やりたくない」という感情と「これならやっても嫌じゃない」という感覚を天秤にかけるイメージです。

 

たとえば、家の草取りなどを最近するようになりました。

草取りって結構重労働なのでやりたくない感情が勝つ傾向が強いですね。僕も先入観とかあって最初はめちゃくちゃやりたくありませんでした。

 

しかし先日、父が座りながら作業・移動できるイスを買ってくれて、使ってみたところほぼしんどさを感じずに作業できるように。

 

また、草取りという作業自体はやや退屈ではあるけど簡単で何も考えずにやれるので考え事をしながら作業できて自分には合っていました。

 

そして最大の魅力かと思うんですが、草取りってやった後の成果がよく分かるんですね。

 

刈り取った草の塊の大きさとか、作業したあとの庭の整った美しさとか、自分でやると意外に素晴らしいんだな〜って感じます。

 

しんどくない程度の心地よい疲労感も相まって、やり甲斐や充実感のようなものも得られますし、家のハウスキーピングに大きく貢献できているという点も含めてとても自己評価の向上に役立っていると思います。

 

 

ADHD的な観点、私見ですが、僕の場合草取りにこんなメリットがあるのかなと感じました。

 

  • 貢献活動による自己評価アップ

ADHDの自己評価の低さ故の不安障害を「自分が貢献、役に立つんだ」という実感を得ることで克服。

 

  • 適度な運動による気分転換

ストラテラの副作用の眠気対策として、午前中は体を動かす用事を優先的にこなして眠気を飛ばすことに。

中でも草取りは太陽光浴びることでセロトニン分泌も促せて眠気への効果テキメン。

 

  • 作業する楽しさ・創意工夫の意欲を養う

→上記の椅子のように作業が楽になる、捗るツールの導入などを検討することで作業がサクサク進んで、だんだん作業を面白く感じられるように。更なる活動への意欲にも繋がる

 

などなど。細かいメリットもいくらかほかにもあるように感じました。

 

 

〇相談できる相手を見つける

 

これは前回も書きましたが、悩んでることについて相談できる相手がいるだけで精神衛生上かなり違います。

 

特に相談したい内容に関して、解決に役立ってくれそうな人だと尚更いいです。当たり前ですけど。笑

 

僕の場合、ADHD全般のこと。それから両親に対して、ADHDの正しい理解のためどういう方法で説明すべきか?という方法を相談すること。この二つが悩み(課題)です。

 

前者は通院しているクリニックの先生に、後者は県の相談窓口センターのカウンセラーの方にそれぞれ相談させて頂いています。

 

相談相手に関しては、少し前に一元化することも考えました。

しかし、こちらのニーズが複合的に絡み合っていることや相談する環境、相手の専門分野などを考慮して、ニーズをある程度分けて扱うことにしました。

 

クリニックの先生にはADHDの治療について広く相談し、やるべきことを洗い出したりアドバイスを求めています。

とても的確な助言をもらえますが、このクリニックはかなり人気のあるところのようで、全ての患者を診察する都合なのか相談時間が短い。10~15分くらいかな。

 

一方、カウンセラーの方には家族とのコミュニケーションを柱に、ADHDの理解を求めていく方策に関して時間を長くとって検討しあっています。

クリニックの先生のように、薬を処方したり医学的見地からのアドバイスなどはそんなに貰える訳ではありません。

ですが長く時間をとって(1時間程度)話すことで近況から今後のことまで満遍なく、ある程度深く相談できています。

また様々な方法での支援(就労支援・憩いの場の提供・専門支援機関への紹介など)を行ってくれるので医師とは違ったADHDへのアプローチができると期待しています。

 

こちらから色んな人に会いに行く手間こそ多少は増えましたが、こうすることで問題の解決力がグンと上がりました。

 

「自分の悩み、問題が解決せず立ち止まっている」ということがとても問題です。兎にも角にも、「前進」するしかありません。

 

くだらない愚痴を聞いてくれる友達だったり、病気の相談を受けてくれる医師、老後のことを共に考える保険屋、FPの方など、いろんな人の、その人の「得意」に助けてもらう形で相談できる環境づくりがADHDには大切だと思います。

 

 

 

といった具合で最近は何とか心の元気を取り戻しつつ、生活しております。笑

 

今後はバイトが出来ればなぁと思っています。

普通の方と上手くコミュニケーションがとれて、仕事も自分なりにやり方を工夫して上手にこなせるようになれれば、とても自信がつくんじゃないかなと思っています。

 

ゆくゆくは関西に戻りたい。大学の友達とまた仲良く遊んで楽しく暮らしたい。

そういう気持ちを大切に、実現させるために今はゆっくり確実に歩を進めて行きたいと思います。