ずっと付き合っていきたい音楽を考える。
少し間が空きましたが、僕は元気です。
そしてたまにはタイトル通りの記事にしてみようかなと。笑
大学で軽音楽部に入っていたんですけど、その前から音楽は好きだったし、今までいろんな曲を積極的に聴く姿勢で生きてきたんですが、最近は「これはジジイになっても聴くんだろうな」という曲の感じが分かってきたというか。
僕はギター弾くしバンドも死ぬまでやろうと思ってるけど、流石に60歳になってもメタルとかハードコアをやり続けるつもりはないんですよね。
多分その頃には体力的にも聴覚的にもしんどいと思うから、年相応というかずっと続けていける自分の好きな、穏やかな音楽を探そうとここ数年は思っていました。
自分の好きな音楽のルーツとか色んなものを漁っていく中で最終的にはスウェディッシュポップとか、日本でいえば渋谷系と言われるあたりに落ち着きました。
あと「これはグッドなメロディーだな!!」と思う落ち着いた曲は大抵好きなんだなと思います。笑
スウェディッシュポップで有名なのってThe Cardigans、CloudberryJamかな。2組ともバンドですね。
邦楽だと土岐麻子がいたCymbalsがとりあえず好き。それと土岐麻子周辺の人もやっぱり好きで、Cymbalsサポートギターの奥田健介さんのNonaReeves、元Cymbalsの沖井礼二さんがやってるTweedeesもかなり沖井節っていうか、気にいってる。あとはSwingingPopsicleも大好き。
そしてここ数年最も好きなのが空気公団。
音楽で人が好きだと思う部分、こだわる部分というのが色々あると思いますが、音楽を聴く側としても演奏する側としても僕が1番大切にしたいのがメロディーなんです。
リズムやハーモニー(和音)ってある程度形や順番とかルールが決まってて、簡単な型にはめてやればすぐサマになると思うんですけど、メロディーだけは最後は作る人の感性や個性で綺麗に色付けされるんじゃないかなって思ってて。
空気公団で歌われるメロディには「頬を撫でる風の優しさ」「滑らかさ」「懐かしさ」「早朝の爽やかさ」とか、たくさんイメージが湧いてくるような魅力があります。そしてもちろんボーカルを担当されている山崎ゆかりさんの歌。これもイメージに花を添える、落ち着いていて温もりのある声音や表情の付け方です。
僕は空気公団を死ぬまで聞き続けるだろうし、バンドをやるならオリジナルで、空気公団みたいな優しいグッドメロディーのあるバンドがやりたいなあ、と強く思うようになりました。
まだ二十代半ばで、激しいロックやメタルやらもできるしテクノとかトランスだってやろうと思えばやれるんだけど、そうしたいろんな幅の中で一生続けていきたい音楽をこの年で見つけられたのはすごくありがたい事だなって思います。
以前ビートルズが僕の音楽のルーツだと書いたのだけど、やっぱり僕は日本語が好きなのかもしれない。
日本語の繊細さを音楽で表現したいなぁ。